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<中国・ASEANで儲ける――現地でヒットする商材・ダメな商材>第9回 二つの施策で勝負
2013/12/05 20:29
週刊BCN 2013年12月02日vol.1508掲載
NTTデータイントラマートは、中国で二つの施策を打つ。同社はビジネスパートナーを通じて主力製品のアプリケーションソフト基盤「intra-mart」を販売しているが、中国ではさらに踏み込んで中国向けの業種別テンプレートの開発に本腰を入れる。二つ目は、「intra-mart」を中国で展開するNTTデータグループの主要コンポーネントに位置づける。この二つの施策を通じて、中国においてもヒット商材に育てようとしている。
国内とは異なるパートナーのニーズ
「intra-mart」は、強力なワークフローエンジンをもつアプリケーション基盤で、国内ではグループウェアや文書管理など基礎的なアプリ以外は、原則として販売を担うビジネスパートナーが開発を担ってきた。パートナー側からみれば、intra-martを活用することで業務アプリケーションを容易に開発でき、他社にはない自社独自の付加価値を前面に押し出すことができるという利点がある。
しかし、中国では「多くのパートナーは、業務アプリを独自開発するよりも、むしろすぐに売れる商材を提供してほしがっている」(NTTデータイントラマート中国法人の董磊総経理)という傾向がある。変化の激しい成長市場の中国では、時間のかかる手組みで業務アプリを開発するよりも、既存のパッケージソフトを手早く適用するほうがユーザーに好まれる。国内のパートナーとのニーズが大きく異なる部分である。こうしたことを受けて、業種向けテンプレートの本格的な開発に乗り出すことを決めたのだ。(安藤章司)
NTTデータイントラマートは、中国で二つの施策を打つ。同社はビジネスパートナーを通じて主力製品のアプリケーションソフト基盤「intra-mart」を販売しているが、中国ではさらに踏み込んで中国向けの業種別テンプレートの開発に本腰を入れる。二つ目は、「intra-mart」を中国で展開するNTTデータグループの主要コンポーネントに位置づける。この二つの施策を通じて、中国においてもヒット商材に育てようとしている。
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