
浅田和則 社長 高収益体制の確立に向けて大きく「挑戦」する年になる。キヤノンMJアイティグループホールディングス傘下の主要な事業会社の営業利益率は、かつては8%程度だったが、ビジネスモデルの刷新に伴う先行投資などで、ここ数年は低下傾向にあった。グループは再び高収益体制を取り戻すために、競争力のある商材を社内外から取り揃え、また、クラウド型サービスにネイティブ対応した最新鋭の自社大型データセンター(DC)も最大限活用する。グローバルについては、中国だけでなく、タイやフィリピンなどASEAN地域のビジネスを軌道に乗せる。
ソフト開発自動化の潮流に乗るかたちで、当社グループが開発したウェブアプリケーションのプログラムを100%自動生成する「Web Performer」の販売が好調だ。それだけではなく、スロバキアのソフト会社が開発した情報セキュリティソフト「ESET」や、米国会社製のウェブアプリケーション開発フレームワーク「Sencha」など、国内では当社が扱う商材が軒並みヒットしている。DCを活用したビジネスもいよいよ本格的に収益に貢献し始めており、思い切った投資をして、サービス型ビジネスを立ち上げた成果を得ることが期待できる。
中国ではキヤノングループと連携したり、キヤノンのデバイスを積極的に活用したITサービスなどで実績が出始めており、中国市場での「勝ちパターン」のようなものがみえてきた。ASEAN市場とのビジネスと合わせて、より一層拡大したい。