企業にとって従業員は命。会社のために働く人たちが生き生きと働くためには、健康であることが何より重要です。FiNC(溝口勇児社長)は、企業の従業員の心と身体の健康を重視した経営(ウェルネス経営)をテクノロジーで支援しています。
どんな会社なの?
島田明恵CWO
最高健康責任者「IT×ヘルスケア」に取り組んでいるベンチャーです。
FiNCは心とカラダの健康をテクノロジーで支援する企業です。一般向けには「FiNCダイエット家庭教師」、法人向けでは「FiNC for Business」などのサービスを提供しています。
FiNC for Businessで何ができる?従業員の心身の状態を可視化して把握、分析、改善に役立てることができます。
FiNC for Businessでは、一人当たり月額約500円で、従業員の心身の状態を可視化・分析したり、健康増進に役立てることができます。従業員の健康診断や生活習慣調査、ストレスチェックの結果などを統計分析できる「FiNC Insight」、生体データにもとづいて一人ひとりに合った食事や運動タスクを提案してくれる機能などを搭載したスマートフォンアプリの「FiNC@work」、提携するスポーツジムなどの施設をお得に利用できる「福利厚生プログラム」の3サービスで構成されています。
個人の健康に関する調査結果をもとにAI(人工知能)がパーソナライズされたタスクをリコメンドします。タスクに取り組むとポイントが溜まり、健康維持に取り組む動機づけが可能に。「『何をやったらいいかわからない』や『わかっているけど続かない』といった人にとっても有効」(島田明恵CWO)だとしています。
導入実績は?大手企業を中心に、幅広い業界で導入いただいています。
生命保険、食品メーカー、人材紹介、派遣企業などの大企業を中心に、全社規模での導入が進んでいるといいます。
とくに生命保険業界では、明治安田生命と従業員を対象にした生活習慣調査の実施、SBI生命とは一人ひとりに合った保険(パーソナル保険)の開発に共同で取り組むなど、深い関係をもっています。
また、中小企業にとっても、ストレスチェックや福利厚生のサービスをワンセットで受けられる手軽さから、インバウンドでの問い合わせがあり、そのまま導入につながるケースが多いようです。
よろしくFiNC
島田氏が務める役職の「CWO」とは、「Chief Wellness Officer」、すなわち「最高健康責任者」のこと。従業員の健康について責任を負い、社内では従業員が健康的に働ける環境づくり、社外に向けてはウェルネス経営の重要性を提言する役割を担っています。
組織全体の健康状態を可視化し、一人ひとりの生活習慣を改善させ、従業員満足度を向上させる。これらを可能にするものがFiNC for Businessです。「FiNCがリードしてウェルネス経営の大切さを浸透させ、従業員がみんな笑顔で働ける世界をつくりたい」と思いを語ります。FiNCは「FiNC for Business」でイッポ前へ!