顧客の本業に近いところでシステム提案をする活動を業界に先駆けて取り組むとともに、クラウドを中心としたサービス型ビジネスへの移行を推進してきた。本業の売り上げや利益を伸ばすシステムは、近年では「SoE(価値創造型ビジネス)」領域と呼ばれて注目を集めているが、当社では「LoB(ライン・オブ・ビジネス)」領域と呼んで早くから重点領域と位置づけている。

山田隆司
社長

 日本IBMのトップソリューションプロバイダとしての実績も踏まえて、クラウド移行ではIBM PaaSのBluemixの活用も進めている。また、当社オリジナルのクラウドサービスとして「俺のクラウド(通称:俺クラ)」を構築し、社内外のクラウドサービス同士を連携させる独自のエコシステムの構築にも力を入れてきた。

 2017年は、当社グループが、こうした先進的な取り組みを業績へと結びつける「実証の年」になる。

 中堅・中小企業の顧客が多いこともあり、LoB領域を攻めるにはユーザーの経営トップへの提案は必須。「当社が考える御社の経営課題」なる1枚絵を持参し、経営トップに直接ぶつけるようにしている。的外れのこともあるが、それがきっかけで商談に勢いがついたり、ユーザーのビジネス変革を担うポジションにつけたりといった好循環が生まれている。顧客と一体となって、クラウドシフトや価値創造型ビジネスへの転換を推進し、成長に向けて一段と弾みをつけていく。