IoTやM2Mといわれるモノとモノをつなぐ通信は今や、あたりまえになってきています。IoTに取り組む企業も増えてきていますが、ハードウェア、ネットワーク、販売網など、すべてを自社で揃えるのは大変。MOVIMAS(モビマス)は、そうしたIoT/M2Mに関する顧客の課題解決を支援しています。
Company Data会社名 MOVIMAS
設立 2016年3月24日
所在地 東京都新宿区
事業概要 IoT/M2Mのマーケティング・セールス支援、IoT/M2Mのサービス企画・商品開発、IoT/M2Mの代理店ビジネス活性化、他
URL:https://movimas.jp/ どんな会社なの? 
大坪 慶
IoT/M2M事業開発部
課長
顧客のIoTに関するお悩み解決をサポートします。
MOVIMASでは、IoT/M2M領域に関して、プロダクトの企画開発から市場分析、販売支援まで、顧客のIoT事業展開をサポートするコンサルティングサービスを手がけています。また、その中で実際に開発したサービスの提供も行っています。
どんなサービスがあるの?水処理ポンプの設備監視や農業における環境制御など、さまざまなサービスを提供しています。
現在、同社で一番主力となっているのが、水処理ポンプを遠隔監視する「MOVIMAS ODA」です。水処理ポンプに何らかの異常が発生した際、メールによる通知やウェブ上の管理画面で稼働状況を確認し、作業員を派遣することができます。今後、機械学習を活用して故障原因の特定をシステム側で行えるように昱工業と協業して開発を進めています。
また、農業向けIoTソリューションの「MOVIMAS AGR」では、圃場の温度や湿度、気圧などの計測やモニタリング機能などを提供しています。施設園芸向けの「TYPE(R)」では、計測項目が豊富で、計測データに応じて、加温気や換気扇などと連携させて最適な環境に遠隔で制御することができます。一方、簡易版の「TYPE(S)」は、そうした制御機能はないものの、8万8000円とより安価に利用できます。
MOVIMAS IoT ゲートウェイ そのほか、IoTゲートウェイ製品や、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた遠隔監視・制御システムなど、提供するサービスは多岐に渡っています。IoT/M2M事業開発部の大坪慶課長は、「まだ明かせないが、今後もさまざまな計画がある」と話します。
MOVIMAS IoT ゲートウェイ よろしくMOVIMAS
同社は大手通信事業者でIoT/M2M関連する事業に携わり、キャリアを積んだメンバーで構成されています。そのため、「市場のニーズなどの情報収集力には強みがある」と、大坪課長は強調します。
また、大坪課長は、IoTブームが始まったばかりの昨年と比較し、今年に入ってからは、「IoTに取り組むうえで、明確な方向性や目標を定めている企業が多い」といいます。そのうえで、顧客企業が課題と感じている点を、「パートナーとして支援していく」と力を込めます。MOVIMASは「IoT/M2Mのコンサルティング」でイッポ前へ!