2017年4月に新会社が発足し、それ以前の会社がまとまってシナジーを発揮できた。17年を振り返ると、比較的順調なスタートが切れた。

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串間和彦
社長

 目標としていた研究所の技術活用やソリューションの創出などで、17年はさまざまな芽が出始めた。具体的には、360度パノラマの映像で現場の様子が確認できるサービスや、人工知能(AI)の技術を使った音声合成などがあり、9月のテクノクロスフェアでお披露目できたのはよかった。それ以外では、畜産分野でICTを活用した取り組みを実現できた。他社とのアライアンスが実を結んだもので、これから期待がもてる事業だ。

 国内では、企業のIT投資が徐々に増え、付加価値をつけるための投資も始まっている。新しい技術を活用し、企業が革新するタイミングがきていると思う。

 これから数年は、AIが世の中を大きく変え、より広範囲の生産性向上を支援していくだろう。基盤の技術には自信があるので、幅広い分野を視野に入れて地道に活用方法を模索し、着実に業績をつくっていきたい。

 私が好きな航空機の操縦でたとえると、17年は滑走を始めて離陸を検討しているところ。18年は、しっかりと離陸を決定し、安定した上昇につなげていく。ただのソフト会社ではなく、他社が真似できないユニークな会社にすることを目指す。社員が前を向いて仕事に取り組み、自分たちの仕事に誇りをもてるようにしていきたい。