IoTなどをコンセプトに、さまざまな新しいデバイスが登場してきている。最新のテクノロジーを駆使した製品が出てきている環境のなか、2018年は企業価値の向上を顧客と一緒に考え、イノベーションを共創していく。
覚道清文
社長
「攻めのIT投資」が叫ばれ、多くの企業で成長に向けたIT化の意欲が高まっている。その一つがIoTであり、最近では本格的な導入が始まりつつある。IoTでは、「エッジコンピューティング」がポイントになってくるだろう。そこで、新しいエッジコンピューティングを創出・販売するための専門組織を新しく設置した。パソコンを中心に、さまざまなデバイスを販売してきた当社だからこそ、オポチュニティがあると確信している。
また、働き方改革をキーワードに、多くのユーザー企業が、オフィスや組織体制、人事や労務管理などで、ネガティブなものがあれば改善しようとしている。また、どこでも働ける環境を整備するためにセキュリティ対策も講じていく。働き方改革をサポートするデバイスの一つとして当社は、会社のデスクと同じように仕事ができて、しかも安全に安心して効率よく生産性を上げる2in1の「dynabook VC72」を提供している。これが、多くのユーザー企業に好評だ。
教育機関でも、生徒一人に対してタブレット端末1台を提供して教育現場の改善を図る動きが活発になりつつある。このようなニーズをしっかりと捉えて成長していく。