主力製品である中堅・中小企業向け基幹業務ソフト「大臣NX」シリーズのSaaS版として18年6月に市場投入した「大臣NXクラウド」が順調に伸びている。リリース以降、問い合わせも非常に多く、基幹業務ソフトの世界もとうとうクラウドの時代になったという実感がある。ユーザー側には、業務ソフト導入時のインフラ構築・運用の負荷を何とか軽減したいという切実なニーズがあるし、当社にとっても、パートナーにとっても、クラウドはストックビジネスの比率を高めてくれる商材であり、今後の安定的な成長に貢献してくれるという期待がある。

原田明治
社長
 先行してクラウド化を進めた社会福祉法人向け会計ソフトは特に好調で、他社製品からの乗り換えも多い。販売パートナーにとっても魅力のある商材で、商談が活性化しているのは非常にポジティブな要素だ。

 さらに、少し長い目で新しい経営の柱に育てようと考えている中堅・大企業向けERP「大臣エンタープライズ」のビジネスが本格的に花開こうとしているのも心強い。上場企業の採用もあり、実績が出てきたし、収益性も高い事業に育ちつつある。工数をかけずにカスタマイズができるという利点が人手不足に苦しむSIerから高く評価され、SIパートナーが増えており、受注も安定的に増えつつある。

 19年は何といっても消費税改正というビッグイベントへの対応が、重点テーマになる。ここをしっかりこなした上で、新規ユーザー獲得による業容拡大を果たしたい。