基幹業務システムのパッケージ製品「SMILE」の9年ぶりの新製品「SMILE V」を17年9月にリリースしたが、18年は順調に実績を積み上げることができた。SMILE Vは当社のもう一つの主力製品である情報系の統合グループウェア「eValue」の共通プラットフォーム化と製品としての統合を前提に開発し、18年11月にはSMILE Vの情報系モジュールをリリースした。まさに基幹系と情報系で実績のある製品同士を融合した新しい業務アプリケーションを世に出すことができたと考えている。

宇佐美愼治
社長
 しかし、SMILE Vはこれで完成形ではない。ドキュメント管理のCADビューワ機能や一部ワークフローの連携機能など、従来eValueが持っていた機能の積み残しがあるため、今年5月には現時点での完成版と言えるような製品を出す。19年は消費税改正対応が大きなテーマにはなるが、既存ユーザーのリプレースだけでなく、新製品の価値を広く市場に訴求し、新規ユーザーの獲得に積極的に取り組む方針だ。SMILE VはRPAツールも搭載しており、新規ユーザー獲得のフックにもなると期待している。また、RPAにはAIの要素も重要であり、自動化の範囲を拡大して基幹系と情報系をつなぐことの価値をさらに高めるために、開発チームもAI部隊とパッケージソフトの部隊が密接に連携し、さらに次世代に備える方針だ。

 OSKは創立35周年、SMILEも発売から40周年を迎えた。新しいトレンドを捉えてビジネスチャンスを掴み、市場に新しい風を起こしたいと考えている。