企業動静

企業動静 2023年11月6日付 vol.1991

2023/11/07 09:00

週刊BCN 2023年11月06日vol.1991掲載

提携

SCSKと米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス)
2023年10月から3年間の戦略的協業契約を締結。両社でビジネス上の目標値を設定し、達成に向けて顧客のクラウドリフト&シフト支援の強化など、三つの重点施策を推進することに合意。サービスの拡充を図り、提供体制を強化することで顧客のビジネスに貢献。新たなビジネス機会の創出も後押し。
10月23日

AGESTとジャパニアス
事業提携契約を締結。両社の強みを生かしたクライアントの共同開拓や、得意技術とエンジニアリソースを活用した相互支援、ジャパニアスによるAGESTの各種QAソリューション・サービスの販売を中心に、事業の拡大と成長スピードを加速。
10月23日

セイコーエプソンとエプソン販売、NTTデータ
中小企業を取り巻く社会課題の解決に向けた協業に合意。第1弾として、2025年の提供を目標に、申告納税領域(税務申告)でのシステムの共同開発に着手。財務会計の周辺業務の生産性向上などの方向性が一致。各社の技術や顧客基盤といったアセットを活用した付加価値サービスを検討。
10月23日

加賀電子とくすりの窓口、ツルハ
調剤薬局へ行かずに職場内で処方薬が受け取れる国内初の「企業向け処方薬デリバリーサービス」を開発。くすりの窓口は、ネットワークシステムを構築。ツルハが展開するドラッグストアは、オンライン服薬の指導と処方箋の処理、処方薬の配達に対応。加賀電子はサービスの提案・販売を担当。
10月23日

ブイキューブと兵庫県養父市、ウィーメックス
兵庫県養父市の公民館「あけのべ憩いの家」に、ウィーメックスのリアルタイム遠隔医療システム「Doctor Cart」を搭載したブイキューブの防音個室ブース「TELECUBE」を設置し、11月7日からオンライン診療の実証事業を開始予定。へき地での医療アクセスの改善に貢献。
10月24日

京都大とNTTデータ
京都大学医学部附属病院が実施する医師主導治験で、NTTデータの治験支援システムを活用した実証を10月から開始。病院内に記録される対象患者のデータを収集し、同システムを介して臨床データ収集システムに連携する一連のプロセスに関する実行可能性を評価。
10月24日

米GlobalLogic(グローバルロジック)と米Akamai Technologies(アカマイ・テクノロジーズ)
戦略的パートナーシップを発表。アカマイ・テクノロジーズのエンタープライズ向けテクノロジーソリューションを世界中の顧客に販売することが狙い。グローバルロジックは、革新的な製品やプラットフォームなどの設計・構築に加え、システムインテグレーションやマネージドサービス、プロフェッショナルサービスも提供。
10月25日

米Veeam Software(ヴィーム・ソフトウェア)と英Sophos(ソフォス)
ランサムウェア攻撃からの防御などをポイントとする戦略的パートナーシップを締結。「Veeam Data Platform」と「Sophos Managed Detection and Response」が統合され、脅威検出機能の向上と対応が追加。顧客のビジネスクリティカルなバックアップのセキュリティを強化。
10月25日

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と京セラコミュニケーションシステム(KCCS)
NEDOの「革新的ロボット研究開発基盤構築事業/自動配送ロボットによる配送サービスの実現」事業で、KCCSは1人のオペレーターが複数台の自動配送ロボットを遠隔監視・操作しながら配送サービスを行う実証実験を北海道石狩市緑苑台東地区の一部エリアの車道で開始。システムの機能拡張などを進め、自動配送ロボットの社会実装を目指す。
10月25日

フェズとNTTドコモ
フェズは、リテールDXの推進を目的にNTTドコモと業務提携契約を締結。同社子会社が運用するファンドからの資金調達も実施。ドコモのdポイント会員データと、フェズのリテールデータの効果的な連携手法の開発を通じて、流通小売企業の課題解決に向けた企画力と実践力を強化。調達資金は、事業拡大のための人材採用や育成、プロダクト開発の強化などに投資予定。
10月25日

NTTと東京電機大
世界で初めて超高速と高精度を両立する電波伝搬シミュレーションの実現アルゴリズムを開発し、実際の量子アニーリングマシン上で有効性を実証。自動運転をはじめ、6G/IOWN時代に求められる全ての端末がつながり続ける無線通信サービスの実現に寄与。
10月25日

東京理科大とビズリーチなど
次世代の産業育成や地方創生、SDGsの実現に向けた東京理科大学認定ベンチャーの創出を目的に、連携協定を締結。同大学は、2034年までに年間100社の創出を目指す。ビズリーチは、同大学を含め国内の大学5校との連携協定締結を目標に、大学発スタートアップにおける副業・兼業での参画を推進。
10月26日

NECソリューションイノベータとつの未来財団
宮崎県都農町でICTを活用した実証実験を10月から開始。都農町住民全体のコミュニティ行動変容について検証。子どもが積極的に町づくりの活動に関わることで、町に対する住民の愛着がどのように変化するかを確認。
10月27日

ネットワンシステムズと米VMware(ヴイエムウェア)
社会のDXを加速すべく、エッジコンピューティング領域で基本合意を締結。システムのライフサイクル全般を支援する一連のソリューション・サービスの開発を共同で進め、エッジコンピューティング市場をリードへ。
10月27日

事例フラッシュ

Sansan
明電舎が、営業DXサービス「Sansan」と「Sansan Data Hub」を導入。正確かつ最新の取引先情報や顧客との接点情報をSansan上で一元管理することにより、全社共通の顧客基盤を構築。Sansan Data Hub機能によって最新の顧客マスター情報とデータ連携することで、社内システムのメンテナンスにかかる工数の大幅な削減が可能に。
10月23日

米SailPoint Technologies(セールポイント・テクノロジーズ)日本法人
セブン銀行が、全従業員のアイデンティティ・ガバナンスの実現に向けて「SailPoint Identity Security Cloud」を導入し、2023年7月から本格稼働。先進的なIGA(アイデンティティ・ガバナンス/管理)機能を有していることを評価。SaaSの利活用を通じた業務効率化・高度化や、総合的なゼロトラスト実現への一要素として期待。
10月23日

電通国際情報サービス
米Microsoft(マイクロソフト)が提供する「Azure OpenAI Service」を活用して「ChatGPT」環境を企業内に構築し、活用や教育を推進するソリューション「Know Narrator」を20社へ導入。20社は、厳しいセキュリティ対策が求められる金融業や、少子高齢化による人手不足の影響が大きい製造業、DXを積極的に推進している大手企業など。
10月24日

SAPジャパン
流体移送機器の総合メーカーの大晃ホールディングス(山口県田布施町)が、持続可能な業務基盤の確立などを実現するため、スクラッチで構成された既存システムの刷新を決め、SAPのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP」を採用。NTTデータ グローバルソリューションズが構築を担当。
10月24日

AIoTクラウド
三井住友海上火災保険が、フリート契約向けドライブレコーダー・テレマティクスサービス「F-ドラ」の新たな有償オプションサービス「アルチェキプラン」に、アルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」を採用。走行データなどの車両情報とアルコール検査結果をまとめて管理できることから、管理業務の効率化にも貢献。
10月25日

ウイングアーク1st
豊田通商が、帳票基盤の刷新・統合と請求業務の電子化に当たり、統合基盤ソリューション「SPAIS」と電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」を導入。IT変革による業務効率化の一環。SPAISによって帳票印刷のインターフェースを統合し、既存システムの改修を抑制できることなどが採用のポイントに。
10月26日

日本オラクル
産業技術総合研究所が、新たな財務会計システムを「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning」で刷新へ。原則としてサーバーを構築しないアーキテクチャーの採用が全体の方針となり、仕様条件を満たしていることを評価。システムの構築は、アクセンチュアが担当。
10月26日

ゼロワン
山田耳鼻咽喉科クリニック(浜松市)が、空間内の空気環境や人の状態をリアルタイムモニタリングするデジタルツインIoTソリューションシステム「no-miz(ノウミツ)」の導入を開始。センサーから収集したデータをリアルタイムに連携してデジタルツインに表示するなどしてハイリスクな環境の発生を抑制。
10月27日
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