中国の都市に長期滞在していた人が、台湾に着いてから、夜の街の明るさが目にやさしく、日本の街を思い出させると感想を述べた。

 台北では、街のあかりの看板は、基本的にライトボックスが多い。つまり、半透明なアクリルの上に文字やロゴなどのデザインが書かれているもので、夜は裏側にある蛍光灯のやんわりとした光で、それらの文字やロゴを浮かび上がらせる。

 日本では伝統的な看板の多くがこれであり、台湾でも主流は同様である。

 経済が急成長した中国では、平面にかかれた看板を照明で直接照らす方法に代わって、いきなりLEDが採用されるようになった。

 また、バスの行き先表示、ネオンの代わりにビルを縁取るイルミネーション、交通信号、車のヘッドライトなど、多くの分野がLEDに取って代わられようとしている。

 中国はLEDの世界的な生産地となり、過去10年間、毎年2ケタ台の伸びを示している。LEDのコストも世界で一番安い。かくして、安くて眩しいLEDが街中至るところに溢れることになってしまった。(深セン発:アコードインターナショナル 原 真)