立ち話

沖電気工業 篠塚勝正社長

2007/04/09 19:47

週刊BCN 2007年04月09日vol.1182掲載

 沖電気工業の2006年度(07年3月期)の業績は380億円の連結最終赤字へと転落した。約50億円の期初の黒字予想に対して、一転して損失。その理由について篠塚勝正社長は3月30日に開催した「経営説明会」で、「世の中の変化に対して“ずれ”が生じた」と、同社事業が市場ニーズに合っていなかったことを認めた。

 来期の方針について、同社長は「『V字回復』する」と、ビジネスグループ別に営業利益3%以下の事業を見直す考え。人員も大幅に削減してコストを抑えるなど、「緊急施策」で事業の選択と集中を加速する。

 説明を聞くと、全体的に自主開発商品が減少しているほか、ソフトウェア創出能力の低下やアライアンス不足が露呈しているとの印象だ。同社長が指摘する通り、NGN(次世代ネットワーク)など同社の強みを生かして「強い商品」を生み出すことが、重要なポイントになりそうである。
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