●2005年2月21日 vol.1077 1面にて報道
内田洋行 独自開発ERPで05年度300億円

 食品業界向けERP(統合基幹業務システム)として、まず名前が挙がるのは内田洋行が開発・販売する「SuperCocktail(スーパーカクテル)」だろう。開発当初は、財務会計の一般オフィス領域での勢力拡大を狙った製品だが、特定業種に受け入れられ、その存在価値を認められるようになった。

 「週刊BCN」(2005年2月21日号)では、この当初の販売戦略を単独取材で聞き出している。内田洋行といえば、旧富士通のオフコンディーラーで「富士通系列」のイメージがつきまとう。しかし、この記事では日本IBMへのチャネル展開を公言している。しかも、この当時は、スーパーカクテルの新製品が「.NETフレームワークス」に対応したばかり。マイクロソフトを競合視する日本IBMチャネルが果して立ち上がるか、疑問を呈した。

 同製品の販売チャネルは、内田洋行の有力ビジネスパートナー「ユーザック会」が主力。当時は全国約80社が参加。これに加えて日本IBMチャネルを開拓するというのだ。実は、同製品の販売管理システムが「デファクト」になるほど高機能が受けていた。これを切り口に、他のチャネルを増やす戦略だったのだ。(谷畑良胤)