●2003年9月15日 vol.1006 8面にて報道
インテック 中国のニューソフトと業務提携 10月、大連にソフト開発センター

 日本国内の内需拡大が期待薄ななか、国内大手SIerの多くが海外へと矛先を向け始めている。とくに、経済成長が著しい中国では、同国内の需要を期待して、大型データセンターが相次いで設置されている。

 今から7年前の2003年、現在のこんな動きを察していたのか、インテック(現・ITホールディングスグループ)が中国大連のニューソフトと業務提携し、中国に進出した。オフョア開発の拠点として中国に進出するITベンダーが増え始めた頃で、「進出」との記事だけではインパクトに欠ける内容になっていただろう。

 ところが、当時の中尾哲雄社長はこう語ったのだ。「米国のIT企業が日本を市場化したのと同様に、日本は中国やアジア全体を市場化する必要がある」。この発言に、「週刊BCN」(2003年9月15日号)は反響を呼ぶことになる。

 今年4月、同じグループ傘下のTISが中国天津市で「天津濱海高新IDC」を全面開業した。インテックが早期に中国へ進出し、オフショア開発をしながら、市場を見据えた展開が、早期開設に少なからず影響を及ぼしたはずだ。(谷畑良胤)