9月17日の組閣で、原口一博氏が総務大臣から外れました。大臣の名を冠した総務省の成長戦略「原口ビジョンII」の行方が気になるところです。
「原口ビジョン」の施策の一つに、「自治体クラウド」があります。自治体はおしなべて財政難ですが、電子自治体にはシステム投資が不可欠。クラウドは、この解決の妙手とみられています。
しかし、自縄自縛――。
自治体が条例で定める「個人情報の持ち出し禁止」など、さまざまな決めごとが、自治体にクラウド移行を躊躇させる要因となっているようです。(鍋島蓉子)
【記事はこちら】
条例に縛られる自治体クラウド 「個人情報の持ち出し禁止」などが足かせにメールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.9.30」より