噂ですが、国内での「クラウド」の商標は某ソフトウェアメーカーが取得しているらしいです。SaaSパートナーズ協会を中核に進める「みんなのクラウド」ですが、いざ商標登録をしようとすると、認められないのでしょうか?
それはそれとして、いよいよ中小ITベンダーでも中小企業でも「使える」クラウドのかたちが見えてきたように感じています。
もちろん、多くの方が所有する既存インフラを使う「みんなのクラウド」の基盤には、安全性や可用性などに一抹の不安があります。それでも、欧米に比べIT普及率が低い日本で、中小企業のIT化を何とかしようとう集団の試み。早く軌道に乗せてもらいたいものです。
日本の企業は、ITを作りすぎてきました。それ故に、システムが混在化・複雑化して効率を下げてしまいました。売る側のSIerなどの責任もあります。いまこそ「売りすぎ」からの脱却をする時だと感じています。(谷畑良胤)
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SaaSパートナーズ協会など 誰でも参加できる「みんなのクラウド」が始動メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.10.25」より