11月20日、銀座松坂屋にラオックスがオープンしました。高嶺の花のイメージがある銀座ですが、このところは様変わり。ユニクロやH&M、ちょっと歩いた有楽町にはマルイなど、親しみやすいお店もたくさんあって、若者も楽しめる街になっています。
かつて銀座の集客装置となっていたのは、百貨店でした。しかし、その業務形態――高級志向・定価販売――が災いして、近年の経営環境は向かい風。いま、百貨店に大きな変革期が訪れています。
ラオックスは、商品を大量に仕入れ、リーズナブルな価格で売る「家電量販店」です。いわば、これまで対極にあった者同士が手を組んだわけです。ラオックスが中国・蘇寧電器傘下となって、1年が過ぎました。国内での復権を目指して、新しい試みが始まっています。(鍋島蓉子)
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東京・銀座にラオックス銀座松坂屋店がオープン、女性や観光客で賑わうメールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.11.25」より