行きつけの店

闊利達軟件(上海)有限公司(クオリティ上海) 総経理 飯島邦夫 氏

2011/01/20 15:38

週刊BCN 2011年01月17日vol.1366掲載

中国で博多の味を堪能

 博多の老舗餃子店で働いていた中国人が、その店にのれん分けしてもらって、中国の上海市に出店したのが「天手古舞(てんてこまい)」だ。市内に、巨鹿路店と武夷路の2店舗を構える。クオリティの中国法人である闊利達軟件(上海)有限公司の飯島邦夫総経理が月に二度以上は通うのは、虹橋空港方面に向かう途中に位置する「武夷路店」である。

 店内に足を踏み入れると、80席ほどあるテーブルのほとんどが日本人で埋め尽くされていることに気づく。尖閣諸島問題が噴出した当時も、周囲のみんなが日本人だから安心して飲食できたそうだ。

 店の自慢は、小ぶりの博多餃子とモツ鍋。飯島総経理は、日本からの来客にモツ鍋を主に勧める。「日本のモツ鍋屋よりうまい」と、太鼓判を押す。プリプリ感といい、絶品だ。日本の焼酎の品揃えも豊富で、「ここへ招待すると、必ず喜んでもらえる」。

 武夷路店を切り盛りするのは、社長の奥さんで、可愛らしい女将(中村瞳さん)だ。中村さんは「食材はすべて中国内で調達しています。それで博多と同じ味を出しているんですよ」と話す。接客合間の会話も楽しく、中村さん目当てに訪れる客が多い。


上海市武夷路295号
15002106298
平均予算:日本円で3000円~5000円
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