【上海発】中国・上海で開催中のBCN主催セミナーは、講演プログラムの最後にクオリティ上海の飯島邦夫総経理が登壇。「PCを野放しにしているとコストもだだ漏れする」と題した氏の講演では、「日系企業内で、チャットやSNS、株取引、ネットゲームなどのソフトウェアを勝手にインストールしている率は70%に上る」と、PCネットワーク上の問題点を指摘した。

IT資産管理の重要性を語ったクオリティ上海の飯島邦夫総経理

 飯島総経理は、こうした不正を防ぐためのツールとして、同社のソフトを紹介。ソフト資産管理を進め、リスクを回避し、コストを削減することができることを伝えた。飯島総経理は「勝手に不正インストールしても、利用者が不正実行していることが分かり、IT管理者側でアンインストールできる」と、IT資産管理ツールを利用することで、コンプライアンス(法令遵守)を進めるために必要な運用管理を軽減できるという。

 この後、「中国の日系企業に啓蒙する『正しいソフトウェア利用』」と題したパネルディスカッションを行った。

 パネラーは、マイクロソフトチャイナの原義弘日系企業担当BDMジャパンディレクター、クオリティソフト上海の飯島邦夫総経理、大塚商会上海の岩宮宏総経理のITメーカーとSIerの代表者に、中国の現地法人/ユーザー代表としてリコー中国の中島崇信息系統部副総経理と三洋電機中国の廣瀬英樹IS推進室室長が加わり、議論を展開した。モデレーターは週刊BCN編集長の谷畑良胤が務めた。(谷畑良胤)

パネルディスカッションではユーザーの日系企業を交えて現状の問題点を洗い出した
(左からマイクロソフトチャイナの原氏、クオリティ上海の飯島氏、
大塚商会の岩宮氏、ACCSの魏氏、リコー中国の中島氏、三洋電機中国の廣瀬氏)