「2位じゃダメなんですか?」。事業仕分けで一時は開発の行方が危ぶまれた日本の次世代スーパーコンピュータ。理化学研究所と富士通が共同開発した京速コンピュータ「京」が部品調達を行っている協力会社が被災するなどの困難を乗り越えて、演算速度で世界1位になりました。
8.162ペタフロップスという記録を叩き出して、2位の中国「天河1号」に大きな差をつけました。
世界では、すでに1秒当たり10の18乗回(エクサフロップス)を実現するシステムを目指し、戦いが始まっています。スパコン開発競争は、一層加熱しそうです。(鍋島蓉子)
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「2位」じゃダメだった、スパコン世界1位に、理研と富士通が発表メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.6.23」より