大手総合商社の兼松は、ドリーム・アーツのクラウド型コミュニケーションツール「INSUITE」を導入し、昨年10月、最初のステップとしてスケジューラ機能の利用を開始しました。今後は、今年3月末をめどにポータル機能、夏頃にワークフロー機能を導入する予定です。
導入の理由を、兼松システム企画部の庭野博之部長は、「商社という業種の性格上、縦割りの業務スタイルになってしまっていた」と振り返ります。案件を獲得するにはこれを打破して、部門間の連携を強化しなければならない。そのためには情報共有が必要、と判断して導入したそうです。
しかし、全社統一のコミュニケーションツールを導入しても、果たして縦割りで仕事をしている社員たちはそれを使うのか――。兼松システム企画部の奮闘を追いました。(佐相彰彦)
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<THE決断!ユーザーのIT導入プロセスを追う>兼松 「INSUITE」で部門間の連携を強化 全社統一の情報共有を実現メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.3.26」より