下水道の重要な役割の一つに、「雨水排除」があることをご存じでしょうか。雨水は下水道管や専用の雨水管に集められ、最終的に河川や海などに放流されます。この間、雨水貯留用の巨大な地下水槽やポンプ施設、水処理施設などを駆使して、水循環をマネジメントするのが下水道です。特に都市部ではゲリラ豪雨対策が大きな課題ですが、大雨が降ったとき、下水道の排水ポンプは、うなりを上げて水を吐き出し続けているわけです。

 過去、多くの浸水被害がある東京都では、下水道局が首都の威信をかけて浸水対策に取り組んできました。そのなかで生まれたのが、降雨情報システム「東京アメッシュ」です。インターネットを通じて誰でも利用でき、首都圏の降雨情報を地図上にリアルタイムで5分刻みで表示します。2時間前からの降雨状況が確認できるので、素人でもある程度、雨雲の流れが予想できます。注意報・警報情報表示機能なども充実していて、都民をゲリラ豪雨の被害から守っています。

 こうした便利なサイトはさまざまなデバイスで利用したいもの。記事では、「東京アメッシュ」の“非公式”ビューアを紹介しています。その意義と効果を考えれば、下水道局が率先して公式アプリをつくってもいいような気がしますが……。(本多和幸)

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メールマガジン「Daily BCN Bizline 2013.1.29」より