2~3年ほど前、クラウドコンピューティングが登場し、SaaS(Software )がいわれだしたとき、BCN社内のごく一部で「TaaS」という言葉がはやりました。
これは「Tobacco as a Service」の頭文字をとったもので、タバコを習慣的に吸わない人が、飲み会などでタバコ1本を喫煙者からただでもらうことを指す、業界紙ならではの社内造語です。
しかしクラウドが普及し、言葉としてきちん定着したSaaSと違い、TaaSの使用は一時的な現象にとどまり、いまや聞かれなくなりました。今年入社した新人たちが「TaaSって何ですか?」と聞いてきてもおかしくありません。一方で、誰でも普通に使っているSaaS、あるいはIaaS/PaaSに関しては、いまさらなかなか聞きづらいでしょう。
「本当は聞きたいのだが、ちょっと恥ずかしい」と思う方に向けて、『週刊BCN』ではIT用語をわかりやすく解説するコーナーを連載中。今回は「IaaS/PaaS」を取り上げて、読み方も含めてご説明します。TaaSも書きたかったのですが、なぜか編集会議で却下されました。(ゼンフ ミシャ)
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<いまさら聞けないキーワード>IaaS/PaaSメールマガジン「Daily BCN Bizline 2013.6.12」より