大企業のERP(統合基幹業務システム)というと、やはり最初に名前が挙がるベンダーはSAPです。その認知度はユーザー企業の間でも圧倒的。近年は、SMB(中堅・中小企業)向けのソリューションも積極的に展開するなど、ユーザーの裾野を広げる「全方位作戦」ともいうべき戦略を明確に打ちだしています。

 こうしたSAPの姿勢に表れているように、現在、日本のマーケットでERPの需要を支えているのはSMBです。とくに、海外に拠点を広げる製造業などはIT投資への意欲が旺盛です。リンク先の記事では、この需要をERPベンダーがどのように取り込んでいくのかを取材しました。

 日本企業の海外展開が需要を生み出している市場なので、グローバルベンダーが有利なのは仕方がないかもしれませんが、少々さびしかったのは、多くの国産ベンダーが彼らに競争相手とすら認識されていなかったということです。

 そんななかで健闘しているのが、東洋ビジネスエンジニアリングです。製造業分野では、海外でも豊富な実績を誇る彼らの取り組みを取材して、結局は「覚悟をもって継続する」ことが、成功の一番の秘訣なのかもしれないと感じました。(本多和幸)

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日本企業の海外展開を支えるグローバルERP ~強豪ひしめく市場はどう動く
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2013.8.27」より