「パラダイムシフトに乗り遅れるのが一番怖い」。日本と米国のITベンダーの事情をよく知るヴイエムウェアの三木泰雄社長は、先週、国内IT産業に関してこのように話していました。
確かに、IT業界はわずか数年でゲームのルールが大きく変わりました。さらに、このIT業界の“ゲームのルール”が変わるたびに、国内ITベンダーが世界の競争から脱落していく姿が見受けられます。
三木社長がNECを辞め、2005年にヴイエムウェアの日本法人の社長になった頃、仮想化については、「それって役に立つの?」という程度の認識が一般的でしたが、今では仮想化していないサーバーのほうが少数派になるほどの変わりようです。
本来は、ゲームのルールを「自分たちが書き換えてやる」というくらいの気概と力量が求められるところですが、今の日本のIT業界の実力では、とりあえず脱落者を少なくするよう、ダメージコントロールにもう少し意識を向けるべきなのかも知れません。(安藤章司)
【2007年当時の三木社長へのインタビュー。隔世の感があります】
ヴイエムウェア 社長 三木泰雄「仮想化需要 国内でも本格化へ あらゆる局面での活用が進む」メールマガジン「Daily BCN Bizline 2013.10.17」より