「雪を見に日本へ来ました」。マレーシアやタイ、インドネシアなど、経済成長に沸くアジア諸国からの観光客は、一面が雪に覆われる日本の冬景色に憧れているそうです。富裕層の拡大や観光ビザ発給の緩和などを背景に、自国では絶対に見ることのできない雪を体感するために、日本を訪れるアジアの人々が急速に増えています。
観光の活性化は、情報サービス産業にとっての商機です。海外から来た人がストレスなく日本観光を楽しめるように、バックでのITインフラの提供は欠かせません。ホテルなどでのWi-Fi環境の整備や、多言語で観光情報をモバイル端末に配信するサーバーの構築は、ITベンダーの腕の見せどころ。そう、観光事業者が提供する「おもてなし」(表なし)は、「裏(に情報システム)あり」になるというわけです。
2020年の東京五輪に向けて、アジア諸国の人々をはじめとする日本への観光客は、さらに増えるでしょう。「雪が見たい」など、アジアの人ならではのニーズを吸収して、ITをフル活用する観光大国「雪国2.0」を築きたいものです。(ゼンフ ミシャ)
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外国人観光客がWi-Fi環境の整備を促す アクセスポイントの提案が商機につながるメールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.1.15」より