当たり前のことですが、海外は日本と比べて治安がよくありません。しかし、私が駐在している上海は、アジア諸地域のなかでは、かなり治安がよいほうだと感じています。これまで、スリや置き引きなどの被害にあったことはありません。

 私が普段から周囲に注意を払っていることが、もちろん理由の一つでしょうが、交差点や公園、地下鉄など、公共の場の至るところに監視カメラが設置されていることも、治安維持に大きく貢献しているでしょう。最近では、従来のアナログカメラ(CCTV)からネットワークカメラへの移行が進み始めており、映像解析などのITソリューションの需要も旺盛。IT企業にとってのビジネスチャンスが広がっています。

 調査会社のテクノ・システム・リサーチによると、2014年の中国のネットワークカメラの市場規模は13億1000万米ドル。18年には、46億米ドルにまで拡大する見込みです。キヤノン(中国)では、パートナーの整備やグループ連携、製品強化などを通して、ネットワークカメラ事業の拡大を図っています。(上海支局 真鍋武)

【記事はこちら】
キヤノン(中国) ネットワークカメラ事業に本腰 パートナー倍増を計画
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.9.11」より