上海の地下鉄2号線で、ピンク一色に染まった車両ラッピング広告を見かけた。このド派手な広告の依頼主は、今年設立したばかりの新興スマートフォンメーカー、ZUE(常程CEO)。10月6日に販売開始した第一弾のスマートフォン「Z1」のPR活動というわけだ。

 Z1は、大容量のROM64GBで、RAMは3GB、1300万画素カメラや指紋認証などを搭載しつつ、価格は1799元に抑えた。低価格ながらも高品質なことを特徴としていることから、近年、急速に市場シェアを伸ばしている小米科技(Xiaomi)と同等の製品戦略といえる。 ただし、中国のスマートフォン市場は飽和しつつある。ガートナーによると、2015年第2四半期の中国スマートフォン販売台数は前年同期比で4%減少。また、IDC中国では、2015年の出荷台数が前年比1.2%増の4.3億台にとどまると予測している。かつて聯想集団(レノボ)で副総裁を務めた常程CEOの手腕が試される。

地下鉄2号線のとある車両は、ピンク一色に染まった