私はマイカーをもっていないのですが、外出や買い物のため、月に1回程度レンタカーやカーシェアリングサービスを利用しています。先日初めて、ディー・エヌ・エーが提供している個人間カーシェアのマッチングサービス「Anyca」(エニカ)を利用してみました。個人オーナーの車を借りるので、レンタカーにくらべて個性的な車種が多いのが特徴で、今回は久々にマニュアル車の運転を楽しみました。

 日本では、レンタカー業を行うには国土交通大臣の許可を受ける必要がありますが、例外として、借り受ける側が車の「使用者」である場合、許可は不要とされています。Anycaは貸し借りの両者の間で「共同使用契約」を結ぶサービスのため、許可の必要なレンタカー業ではない、という格好になっていますが、このようなサービスが普及すると当局の見方も変わってくる可能性があります。業者が個人に貸し出すことしか想定していなかった法制度と、個人間で貸し借りしたいというニーズのギャップが、シェアリング・エコノミーのルールづくりにどのような影響を与えるのか、注目していきたいと思います。

 ちなみに先日のドライブでは、久しぶりのクラッチ操作は何も問題なかったのですが、パワーステアリングのないマニアックな車だったので、運転翌日、腕や肩が筋肉痛に襲われました……。(日高 彰)

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メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.3.9」より