駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国

<駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国>EV専門のカーシェアリングサービス

2016/04/21 19:46

週刊BCN 2016年04月18日vol.1625掲載

 最近、上海市内で「EVCARD」というロゴがプリントされた車をよくみかける。実はこれ、EV(電気自動車)専門のカーシェアリングサービスだ。上海国際汽車城集団と同済大学が共同推進しているプロジェクトで、すでに上海市内に500のレンタルスポットを設置している。会員登録をしたユーザーは、EVCARDのスマートフォンアプリを通して、現在地の近くにある車両をリアルタイムに把握・予約できる。特定の窓口での手続きが不要で、利用後は付近にあるスポットに返却すればよいので利便性が高い。そのうえ、利用料金は1分あたり0.5元からと、一般のレンタカーと比べて格安だ。

 大気汚染が深刻化している中国では、グリーン発展・循環型発展・低炭素発展の一環として、EVなどの新エネルギー車の普及を推進している。中国汽車工業協会によると、2015年のEV・PHVなどの新エネルギー車販売台数は、前年比4.4%増の33万1092台と急増した。中国政府は、2020年までにEVの累計販売台数を500万台にすることを目標に掲げている。

「EVCARD」のレンタルスポット
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