駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国

<駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国>上海タワー展望台がオープン

2016/07/21 19:46

週刊BCN 2016年07月18日vol.1637掲載

 「ついにオープンしました!」。7月になって、友人のKさんから連絡が入った。ディズニーランドの開園に湧く上海。日本でもその様子は大々的に報道された。実は、同時期に上海の次なる観光名所になるであろう巨大建築物もオープンしていたのだ。

 上海中心大廈(上海タワー)。地上128階、高さ632mを誇る上海No.1の超高層ビルである。実は、同ビルは今年4月に開業したものの、観光客にとってのお楽しみである展望台はオープンしていなかった。高層ビルをこよなく愛するKさんは、毎週末欠かさずに同ビルへ行き、展望台がオープンしているか確認していたのだ。

高さ632mを誇る上海タワー

 三菱電機製のエレベータで119階まで上昇すれば、高さ565mの展望台からは上海のランドマークである「東方明珠」はもちろんのこと、これまでもっとも高かった492mの「上海環球金融中心」さえも見下ろすことができる。まだ大々的に宣伝していないからなのか、平日は空いている模様。並ぶことなく楽しめそうだ。
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