2020年頃を境にして、データセンターのストレージ媒体の主役が、HDDからフラッシュに置き換わっていくと言われています。すでに、オールフラッシュストレージを打ち出すデータセンターやクラウド事業者も多く出てきていることから、ひょっとしたら主役交代が前倒しになる可能性もなきにしもあらず。

 こうした動きを見据えて、販売力で定評のあるキヤノンマーケティングジャパンが、米ウェスタンデジタル傘下の「SanDisk」のフラッシュストレージの取り扱いを、この11月1日から本格的に始めます。キヤノングループでは、デジタルカメラなどでSanDiskのフラッシュメモリとは密接な関係にあります。今後は、企業向けのフラッシュストレージでも協業関係を強化していくそうです。

 確かに、デジタルカメラやスマートフォン、ノートパソコンといった身近なIT機器の記録媒体は、ほとんどがフラッシュへと置き換わっています。もう何年かすれば、HDDを見たことがない若い世代が社会に出てきてもおかしくないほど。いずれ、HDDはテープストレージと同様、長期記録用媒体の役割に特化していくのかも知れません。(安藤章司)

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キヤノンMJ、SanDiskとHGSTの企業向けストレージの国内販売を本格化
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.10.27」より