アリババグループが開催したクラウドサービス「阿里雲(Alibaba Cloud)」の年次イベント「2016 杭州・雲栖大会」に参加した。イベントの見どころは、もちろん基調講演や展示会なのだが、今回は会場内に「くまモン」などキャラクターが歩き回っていたり、ステージでバンドのライブ演奏が行われたりと、参加者を飽きさせない工夫が随所に施されていて驚いた。夜には複数のアーティストによる音楽祭も行われた。
会場のわきには、数十のキャンプテントが張られていた。これは、アリババグループと杭州市、アウトドアブラントのWestfieldが共同で手がける取り組みで、遠方からの参加者などへの配慮として、無料で宿泊スペースを提供するもの。利用者には、寝具や小型照明も提供される。

法人ITイベントでキャンプ
法人向けITイベントにもかからわず、「雲栖大会」はエンタテインメント化しているのだ。このおもしろさが、中国企業を惹きつける要因の一つかもしれない。