グループチャットに招待して回るイベントスタッフ

 7月5日~6日に開催された「2017中国SaaS産業大会」。約500人を収容するフォーラム会場で、イベントスタッフが参加者に対してスマートフォンのQRコードを表示して回っていた。スキャンしてみると、「微信」上に作成したイベントのグループチャットにたどり着く。メンバーは100人を優に超えている。

 ほどなくして、チャット上でスタッフが以下のようなメッセージを発した。「ご自由に名刺交換してください」。すると、参加メンバーが一斉にカメラで撮影した名刺の写真データや、微信と連携する「群応用」「名片全能王」といった名刺管理アプリのデータを共有し始めた。微信を参加者同士の名刺交換のプラットフォームとして活用しているわけだ。個人情報の管理の面では不安があるが、懇親会で一人ひとりに挨拶して回るよりも断然効率がいい。

 名刺といえば紙でやり取りする印象が強いが、今後は電子データが主流になるかもしれない。