メディアの大々的な報道もむなしく……

 シェアリングエコノミーがブームとなっている中国で、新たに「共享床舗(シェアリングベッド)」が誕生した。カプセルホテル型のベッドを時間制で貸し出すサービスだ。昼寝文化が根強い中国人の特性を捉え、日中は休憩所、夜間は簡易ホテルとしての利用を想定している。新たなシェアサービスの誕生を、中国メディアは一斉に報道した。

 上海にも体験店が設置されたというので、実際に足を運んでみた。しかし、現場をいくら探してもみつけられない。ビルの係員に聞いてみると、「すでに撤去された」という。その後の報道によると、シェアベッドは安全性が基準を満たしていないことがわかり、各地で閉鎖されたとのこと。大々的な報道からわずか数日でサービス停止。あっという間だった。

 まずは市場で試してみて、問題は生じてから対応していくという流れはいかにも中国らしい。シェアリングベッドの正式なサービスインはいつになるだろう。