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▼長年大切に乗っていた自動車が、追突されて廃車に。運転手は高齢者で、履いていたサンダルが引っ掛かり、ブレーキが踏めなかったという。高齢化社会の交通問題に直面し、自動運転車の必要性を実感した。

▼米ウーバー・テクノロジーズの自動運転車が、走行試験中に歩行者をはねて死亡させた。衝突前に減速した形跡はないという。歩行者の動きが想定外だったとしても、死亡事故の発生は重い。同様の事故が起きないように、さらなる進化を期待したい。

▼自動化は便利だが、慣れるまで歯がゆい思いをすることは少なくない。業務システムの刷新では、自動計算の結果を疑いたくなり、つい電卓をたたいてしまうなんてことも。自動化の利便性を享受するにあたり、どこかで歩み寄る意識が必要とされる。

▼海外では、運転マナーのローカルルールに戸惑うことがある。歩行者優先の意識がない国では、自動車が強気なため、交差点を渡るには慣れが必要だ。自動運転車ではセンサの情報で判断するという、ある種のローカルルールが適用される。歩行者も、そのルールに慣れる必要があるのかもしれない。(風)