NECやキヤノンITソリューションズ、日立システムズなど4社が、共同で医療情報をAWS上で取り扱う際のレファレンス(参照情報)をつくると発表しました。国のガイドラインに沿って適正に管理することで、医療分野においてもAWSの活用に道を開くものとなりそうです。

 電子カルテやレントゲン画像などの医療情報は、個人情報のなかでも、とくに扱いに注意を要する機微性の高い情報。これまでは病院が自前で管理するか、大手ITベンダーのデータセンター(DC)に預けていました。

 では、なぜいまAWSを使うのでしょうか――。端的には安いからなのですが、一方でオンプレミス(客先設置)や既存DCだけでは、あまり融通がきかず、情報連携や最新のクラウド関連技術を使いづらいという課題もあるからとのこと。

 AWSを使えば、こうした課題を解決しやすくなるのに加えて、近年では医療側のユーザーから「AWS指名」が来てしまっており、ベンダーとしても対応せずにはいられない事情もあるようです。(安藤章司)