「宇宙」と聞くと心が躍るのは私だけではないはず。空の先にある広大な空間が、なぜ人の心をつかんで離さないのでしょう? 私は小さい頃、種子島のH-ⅡAロケットの打ち上げを見たいと駄々をこね、父が購読していた科学雑誌を眺めては、にやにやしているような子どもでした。宇宙飛行士の募集要項を調べたこともありましたが、視力が悪かったため諦めたのを覚えています。

 かつて、一般の人にとって宇宙は遠い存在でしたが、今となってはそれも過去の話。衛星通信や放送、GPSなど宇宙関連事業が次々と現実のものとなり、今では民間の宇宙旅行ビジネスまであるのです。日本でも経済産業省とさくらインターネットが官民一体となって、衛星データを使った新たな取り組みに力を入れています。一生に一度は、ガガーリンが見た絶景をこの目で見てみたい。国や民間企業による宇宙開発の成功を願うばかりです。(銭君毅)