2020年、東京五輪での実用化を目指し、自動運転車の実証実験が活発になっています。自動運転というと、運転席が無人のまま走行するクルマをイメージしますが、現時点では技術的、そして法律的な課題があります。

 2018年は、クルマを右左折する際、運転手が安全を確認してから手動でハンドルを切るケースがほとんどでした。今年は、クルマに搭載したセンサーに加え、信号などに設置したセンサーなどで対向車など周辺の安全を確認し、自動でハンドルを切ることができるようになりました。

 さらに、今月末には長崎県でハンドルのないバスの実証実験が始まります。とはいえ、ほかのクルマが走行する公道ではなく、一般車両の進入を制限した専用空間で行いますし、距離も300メートルほど、ほぼ直線のルートです。ですが完全無人の自動運転車実現のための大きな一歩になることは間違いないでしょう。(山下彰子)