マカフィーは4月20日、企業が利用するパブリッククラウド環境を保護する新サービス「MVISION CNAPP」の国内提供を開始しました。セキュリティベンダーの新サービスとあって、説明を聞くまではサイバー攻撃に備えるソリューションとばかり思っていました。しかし、確かにそのような機能も充実しているものの、加えて重要なポイントとして、データの保存状況や取り扱いを管理する機能の搭載を強調していたのが印象的でした。

 説明会で引き合いに出されたのが、今年「LINE」で問題となった個人情報の管理不備。ユーザーの情報に海外の業務委託先がアクセスできるようになっていたほか、国外のサーバーにデータが保存されていることが明るみとなり、官庁や自治体がLINEを活用したサービスを休止するといった影響が出ました。

 同社は、「データとアプリケーションを扱う企業は、それらがどういう状態にあるのかを世の中に説明する責任がある」と指摘。クラウドの利用が増える中、重要データはどこに保存され、あらかじめ定めたポリシー通りに管理されているのか、企業はこれまで以上に注意を払う必要がありそうです。(日高 彰)

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マカフィー クラウドに散在するデータを統制 重要データの管理漏れを防ぐ