法人向けIT市場では、巨額の買収が注目を集めることがあります。最近では、パナソニックが世界トップクラスのサプライチェーン・ソフトウェアの専門企業ブルーヨンダーを総額8600億円超で買収したことが話題になりました。

 ブルーヨンダーは、製造や物流、流通業などを中心に大手企業3000社超の顧客基盤があります。得意領域が重なるパナソニックとしては、ビジネス面で高い親和性があるとみています。

 同社の社内カンパニー・コネクティッドソリューションズ社の樋口泰行社長CEOは10月22日、メディアとの意見交換会で「当社のセンシングやIoT、エッジデバイス、ロボティクスなどと組み合わせることで、この領域で強力にビジネスを進めていくことが可能になる」と期待感を示しました。

 「『高い買い物だね』と言われることがある」(樋口社長)という今回の買収。今後の事業展開の方向性は年明けに明らかになる見通しですが、樋口社長は「誰にも真似できない強みを実現する」と意気込んでいます。(齋藤秀平)

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パナソニック、ブルーヨンダーの買収で「真似できない強みを実現する」