人口増加で希少性が高まるかも

 焼いたり、揚げたり、さまざまな調理方法で食べられている肉。食肉文化は世界中に広がっており、人間の生活と密接に関わってきたといえる。
 


 肉はタンパク質やビタミンB群など、豊富な栄養素を摂取できる食材とされている。牛肉や豚肉、鳥肉だけでなく、シカやイノシシなどの野生鳥獣の肉を使ったジビエ料理もある。

 日本の食肉文化は、いつから始まったのだろうか。遺跡の発掘調査では、動物を食べるために使ったとみられる石器が出土することがあり、旧石器時代には肉が食べられていたという。本格的に肉を食べる文化が広がったのは、明治時代以降との説が有力だ。

 農水省がまとめた「令和2年度食料・農業・農村白書」では、2020年の世界の人口は78億人と推定され、50年には97億4000万人になると予想されている。人口増加に伴い、今後の需給見通しでは、食用・飼料用の穀物需要が増加するとみられている。

 食肉について明確な記述は見当たらなかったが、飼料の需要が増えれば、食肉需要も増す可能性がある。今は普通に食べている肉も、「いい肉」として希少性が高まるかもしれない。(鰹)


由来
宮崎県の肉用牛の関係機関や団体でつくる「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が、宮崎牛をPRする目的で制定した。日付は11(いい)、29(肉)の語呂合わせから。