固定電話の通話料は、距離や時間帯に応じて4分9.35円から45秒11円まで幅がありますが、2024年1月、従来の電話交換機からインターネットプロトコル(IP)網への移行に伴い、NTT東日本では全国一律・全時間帯で3分9.35円にする予定です。

 ただでさえネットや携帯の普及で固定電話の需要が減っている中、通話料まで固定となる状態。NTT東日本の経営的な危機感は容易に推察できます。事態を打開するため、同社では地域ITビジネスに焦点を当て、農業や畜産、ドローン開発など多くの事業会社を立ち上げ、次の時代の収益の柱を懸命に育てています。

 本紙でNTT東日本の地域ITビジネスのレポート記事を執筆している最中の1月24日にも、地域の自治体や企業のデジタル変革を支援する新会社「NTT DXパートナー」の設立を発表しました。熱心に新規事業の育成に取り組むNTT東日本のここ3年余りの軌跡をまとめました。(安藤章司)

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NTT東日本 生き残りをかけた地域ITビジネス 課題に焦点当て事業を拡大