デルコンピュータ（現デル・テクノロジーズ）のシンガポール拠点に赴任した2003年、現地で買ったモンブランのボールペン。「本格的な海外赴任は人生初の経験だったこともあり、深く印象に残っている」と話す。

　重要な契約書のサインは「だいたいこのボールペンを使っている」。ちなみに、このボールペンでサインした最も高額な契約は「エアアジア・ジャパンで旅客機のリース契約を結んだ時」だそうだ。

　業務のデジタル化が進み、最近は契約書などにサインすることは少なくなったが、仕事のお供として愛用中。「持っていないとなぜか落ち着かない」と話す。


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秦修