▼中国で開催中の北京冬季五輪で、日本の選手が躍動している。大会12日目までに獲得したメダルの数は14個となり、前回の平昌大会の13個を上回って過去最多を更新した。開幕前は「外交ボイコット」などの問題があったが、始まってみれば選手たちの活躍に大きな注目が集まっている。

▼昨夏の東京五輪・パラリンピックに続き、北京大会も新型コロナウイルスの感染が世界的に広がる中での開催となった。厳重な警戒態勢の中、各国の選手たちは、これまでとは異なる環境で競技を続けている。中には、感染を理由に出場を断念した選手もいる。

▼中国といえば、「世界のIT大国」といわれて久しい。スマートフォンなどを活用した決済システムなど、新しいサービスが次々に登場し、驚くべき速さで浸透している。製品やサービスを提供するIT企業は、人口約14億人の内需を強みに急成長を遂げた。

▼北京大会では、日本でも有名な中国のアリババグループがIOCの最高位スポンサーとなり、クラウドサービスを提供する。画面越しに各競技を観戦し、結果に一喜一憂しながら、デジタル化された大会の舞台裏にも注目している。(鰹)