サイボウズはリコー向けに“リコー版kintone(仮称)”の供給を始めます。狙いは手薄だった欧米市場で存在感を高めるためだといいます。青野慶久社長は、「kintoneは、ファミコンのようなもの。まずはファミコンが売れなければ、その上で動くソフトも売れない」と、業務アプリ基盤でローコード開発ツールのkintoneを普及させることが急務だと話します。

 今回の提携では、世界に販売チャネルを持つリコーに依存するかたちで海外でのkintoneのシェアを高めることになるため「海外事業をリコーに支配される」諸刃の剣の側面もあります。青野社長は「むしろ過度に依存しているといえるレベルまで早く持っていきたい」と、リコーとの協業に前のめりで臨んでいく構えです。(安藤章司)

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リコーとサイボウズ、“リコー版kintone”を世界展開へ ドキュメントと連携させ進出を加速