今日は何の日

<今日は何の日>4月23日『地ビール(クラフトビール)の日』

2023/04/17 09:00

週刊BCN 2023年04月17日vol.1965掲載

個性的な味わいを楽しむプチ贅沢

 春爛漫、日中は汗ばむような陽気の日も増えてきた。仕事終わりに、お風呂上りにと飲みたくなるのがビール。大手メーカーの商品だけでなく、最近は地ビール(クラフトビール)も比較的手軽に手に入るようになった。クラフトビール専門店も増え、人気を集めている。地ビールは各地のお土産というイメージだが、2010年ごろからクラフトビールという呼び名が浸透し、両者はほぼ同じものを指しているそうだ。

 そもそもビールは、大きく「ラガー」と「エール」の2種類に分かれる。クラフトビールはさらに細分化され、ラガー系のクラフトビールは「ピルスナー」「シュヴァルツ」「ラオホ」など。エール系は「ペールエール」「IPA」「ヴァイツェン」など。

 ホップの苦みを強調したもの、フルーツの香りが華やかなものなど、味わいは多種多様だ。瓶や缶のデザインもおしゃれなものが多く、見ているだけでも楽しい。価格はちょっと高め。1週間頑張ったご褒美に週末のプチ贅沢として味わうのもいいかもしれない。

 小規模な醸造所がこだわりを持って作っている地ビール(クラフトビール)。個性あふれる味わいで、その世界は奥深い。日本各地の地ビールを味わって、お気に入りを見つけよう。(緑)
 


由来
“ビールとは一体何か”を世界で最初に定めたドイツの「ビール純粋令」が発令された日にちなみ、1999年に日本地ビール協会を中心とする地ビールの日選考委員会が制定した。
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