▼10月、11月とセミナーの講師を務める機会が続いた。前者はリアル、後者はオンラインでの開催だった。講師は何度か経験しているものの、いざ人前で話すとなると緊張し、話し始めは声が上ずっているのが自分でも分かり恥ずかしい。
▼現在、セミナーや発表会の開催方法は、リアル、オンライン、ハイブリッドの三つに分かれている。リアルは、対面で情報をストレートに伝えられるため信頼感や親近感を高められるのが強みだと感じる。オンラインやハイブリッドの場合、顧客が気軽に参加できる、都合に合わせられるといったメリットがある。
▼どちらにせよ、ときにはアクシデントに見舞われる。先日、ある企業がオンラインで製品発表会を開いた際は、時間になっても始まらず、数分経って「ネットワーク障害のため、後日録画を配信する」と表示された。リアル開催の場合も、悪天候の影響で人数が集まらなかった、という話を聞く。
▼私が次にセミナー講師を務めるのは来年になるだろう。リアルなのかオンラインなのかは分からないが、時間を割いて聞いてくれる皆さんのために、記者ならではの情報をしっかりと伝えたい。(帆)