▼2月6~22日にミラノ・コルティナ五輪が開催された。多くの種目の決勝は日本時間の深夜だったことから、平日はオンタイムで見ることはほとんどできず、翌朝にハイライト動画で結果を確認するのが日課に。日本人選手の活躍に感動し、スポーツの面白さをあらためて実感した。
▼五輪をはじめとした国際的なイベントには、サイバー攻撃の脅威がつきまとう。2020年の東京五輪では、数億回のサイバー攻撃が検知され、以降の大会でも膨大な回数の攻撃が行われたことが明らかになっている。今回の五輪でも大会前に、ロシアからのサイバー攻撃があったことをイタリア政府が発表している。
▼以前、東京五輪のセキュリティー対策に携わった関係者は、サイバー攻撃で競技に穴が空くことを恐れ「開催前から眠れない日があった」と振り返っていた。そのプレッシャーの大きさは相当なものだったと想像できる。
▼五輪の後にはパラリンピックが始まり、さらに今年は野球やサッカーの世界的な大会が続く。攻撃者は選手・チームやスポンサーなどあらゆる当事者を標的にするため、日本も決して対岸の火事ではない。大きなイベントがある年こそ気を引き締め、備えを見直したい。(帆)