▼私用メールアドレスをいくつか持っている。先日、その一つを確認すると、利用しているクレジットカード会社の名でメールが来ており、キャンペーンに当選したため、その手続きを促す内容だった。一瞬、嬉しい気持ちになったが、クレジットカードとひも付けているのは別のアドレスのため、フィッシングメールだと気が付いた。
▼メールの中身を確認すると、送信元はよくあるinfo@で始まるアドレスで、挿入されている画像はクレジットカード会社のロゴをコピーしたもの、文章にも違和感がなかった。よくできているなと感心した。
▼生成AIの負の側面の一つとして、サイバー攻撃の巧妙化が進むことが指摘されてきた。フィッシングメールは代表的な例で、言語を問わず精巧な内容で容易に作成ができるようになり、結果、被害が拡大傾向にあるという。
▼サイバー攻撃から、身を守るにはセキュリティーリテラシーを向上させるのが重要となる。そして、そのために不可欠になるのが正しい情報だ。IT業界のメディアとして、そうした情報を発信していくのも大切な役割だと意識し、多くの人に貢献していきたい。(帆)